このページはHome無料診断今週の活性汚泥バックナンバー2013年9月 第一週掲載のページです。
今週の活性汚泥
写真 No.1
フロック比率 良4:悪6 下段
粘性の寒天とズーグレアが多い。
写真 No.2(暗視野)
水層部 寒天の破片が浮遊しています。
所見 (MLSS 3600ppm) 濾過指数 1139ポイント
負荷に対し汚泥濃度が異常に低い為、活性汚泥フロックが、負荷に負けて代謝する時に微生物が成生する物質が、粘性物質(アラビノース主体でグルカン・マンナン等)です。魚のヌメリと同質です。従って、水に溶け難い為沈降性に影響が出て来ます。汚泥濃度が低くても酸素量が有り余る程多く曝気槽に供給されていれば、粘性物質の成生は減少します。此の様な現象の時、DO値・PH値・ORP値を気にしますが、間違った運転管理です。顕微鏡観察と数値を見て解析出来る技術を持った、運転管理者であれば問題は起きませんが、過曝気とか消化が進 んでいる為だとか判断してしまい、大きなトラブルに繋がる事も有ります。曖昧な判断は危険です。稀に良く成る場合が有りますが、偶然の出来事に過ぎません。活性汚泥管理育成技術を、確率した技術者にお任せする事です。
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