このページはHome無料診断今週の活性汚泥バックナンバー2013年3月 第一週掲載のページです。
今週の活性汚泥
写真 No.1 対策前1
フロック比率 良4:悪6
フロック内に腐敗汚泥多く有る。
MLSS 9200ppm 濾過指数 294ポイント
写真 No.2(暗視野) 対策前2
水層部 寒天破片。ミコバク・異物多い
写真 No.3 対策後1
フロック比率 良6:悪4
小粒ですが纏まりが良く成りました。
MLSS 8100ppm 濾過指数 358ポイント
写真 No.4(暗視野) 対策後2
水層部 綺麗に成っています。=透視度良い
所見
活性汚泥フロックは、対策前と対策後の変化は水層部の写真で明らかな様に、水層部に異物と粘性の寒天とミコバクが多く浮遊して透視度を悪くしていました。要因は酸欠と曝気槽内の,デットゾーンからの剥離汚泥が負荷に成り、酸素不足に成り、未処理物質が増加し更に、酸欠を招いて悪循環に陥りました。
対策は粘性フロックを改質する為、ベスト−Nの投与と酸素供給量を多くし、原水流入量を下げ、返送量も下げて、曝気槽滞留時間を多くし酸欠を改善しました。活性汚泥処理は、細かな酸素をどれ程、溶存させる事が重要です。活性汚泥を育成管理技術が重要です。教科書の理屈で判断しても、根本的な現状を把握して対策を行わない限り問題解決に繋がりません。粘性対策は経験が必要です。
排水処理能力の向上、効率の良い設備改善→投資効果の高い改善、経費削減→電気代、汚泥産廃費など。
散気装置の酸素移動効率の向上を図り、電気代の削減を図ります。
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