このページはHome無料診断今週の活性汚泥バックナンバー2012年9月 第一週掲載のページです。
今週の活性汚泥
写真 No.1
フロック比率 良4:悪6
典型的粘性フロックです。
写真 No.2(暗視野)
水層部 粘性分散菌が浮遊しています。=透視度低下
所見 (MLSS 1000ppm) 濾過指数 4400ポイント
長時間粘性汚泥浮上現象で汚泥の流失が有り、汚泥濃度が徐々に下がり粘性バルキングに至り、粘性対策を施す事に成りました。本来は早目に対策を行えば、運転管理技術で防止出来ました。時経列からは、過負荷に依り未処理物質を抱えた活性汚泥フロックが、長時間を掛けて、沈殿槽内で酸素を摂取し窒素ガスがフロックの中に充満して、汚泥浮上現象を起こし、浮いた汚泥は処理水と一緒に流れ出して汚泥濃度を下げてしまい、汚泥濃度(微生物細菌量)が少なく成れば処理能力が落ちて未処理物質が多く、処理水に混じり透視度の低下に陥った結果です。活性汚泥育成管理技術と運転管理技術を持った、当社にコンサルタントを依頼受けておれば、防止出来た現象です。汚泥流失防止策は越流堰で汚泥の流失を防ぐ対応策が取れる。長時間粘性汚泥浮上現象の改善対策も約1日〜2日で解決出来る手段を持っています。従って、粘性対策の経費を掛けないで改善出来た案件です。
排水処理能力の向上、効率の良い設備改善→投資効果の高い改善、経費削減→電気代、汚泥産廃費など。
散気装置の酸素移動効率の向上を図り、電気代の削減を図ります。
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