今週の活性汚泥

所見　（MLSS　12100ppm）　濾過指数　207ポイント

収縮フロックで小粒のフロックです。　酸欠と診ています。水層部に粘性時特有のミコバクが多く確認出来ます。フロック内に粘性の寒天が有り、酸素が充分に取り入れられていない為、発生しています。原水調整層へミクロエアー供給装置を試験的に設置して、3か月間行い透視度30以上、処理水ＢＯＤ・ＳＳは一桁の数値を得られていましたが、装置を停止して効果確認の為、様子を見る事に致ましたが、数日経過後の顕微鏡観察結果が、この写真です。沈殿槽水面にはオイルボールが浮遊して、センターウエル内は粘性の泡が一面に浮上しています。テスト期間中は確認出来ませんでした。装置効果があった証明が得られています。

排水処理能力の向上、効率の良い設備改善→投資効果の高い改善、経費削減→電気代、汚泥産廃費など。

散気装置の酸素移動効率の向上を図り、電気代の削減を図ります。