このページはHome無料診断今週の活性汚泥バックナンバー2010年9月 第三週掲載のページです。
今週の活性汚泥
写真 No.1(100倍)
フロック比率 良 4 : 悪 6
写真 No.2(暗視野)
水層部 ミコバク多い
所見 (MLSS 1600ppm) 濾過指数 1875ポイント
DO値を判断基準に、運転管理を行っていてDO値4.0 r/l 以下でブロワーの運転台数を制御を行っているお客様でした。当社に汚泥診断依頼で7割の所でDO値で運転管理しています。何を根拠に運転管理しているのか不思議です。
廃水処理関連書籍に掲載されていて、更に、管理業者が間違った情報を風潮として話を広めた結果であります。一つの数値のみで判断する事は危険です。此のフロックは典型的な過負荷に成って、粘性フロックになり、更に、糸状細菌が繁殖しバルキングに繋がったと見ています。
糸状細菌が少なくなり、沈降性が改善されたと連絡が入りましたが、糸状細菌が増殖出来ない位、酸欠ですと連絡したが、其の時は、半信半疑でしたが、2日後に再度バルキングなりどの様にしたら良いか問い合わせが来ました。粘性対策をしなければ、フロックの改善が出来ないと連絡しました。沈降剤(凝集剤)やバルキング防止剤では根本的解決に成りません。活性汚泥の基本に沿った対策が必要です。
排水処理能力の向上、効率の良い設備改善→投資効果の高い改善、経費削減→電気代、汚泥産廃費など。
散気装置の酸素移動効率の向上を図り、電気代の削減を図ります。
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