このページはHome無料診断今週の活性汚泥バックナンバー2015年10月 第三週掲載のページです。
今週の活性汚泥
フロック比率: 良6 :悪4 上段
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活性汚泥フロックは、粘性フロックが多く観察出来ます。汚泥濃度は高いのですが、圧密性が悪い為、沈殿槽で汚泥浮上が起きている。
12000ppm前後の濃度で運転する事が理想的です。
汚泥濃度 16800ppm
暗視野画像
水層部粘性分散菌とミコバクが浮遊しています。デットゾーンからの遊離菌です。
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活性汚泥フロックは、大きく纏まっていますが、デットゾーンからの腐敗汚泥フロック(矢印)と粘性フロックが混在している為、巣が出来てしまい、圧密性が悪く成り、沈降性に影響しています。
改善対策は、負荷軽減策と粘性対策です。
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纏まりは有りますが、フロック内部に、粘性フロックが混在している為、圧密性が悪く沈降性に影響しています。
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硝酸菌(○囲み)が多く観察出来ます。発生条件は、嫌気性菌が多い事と未処理の為です。沈殿槽で長時間粘性汚泥浮上現象が起きる菌です。
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粘性分散菌とミコバク(○囲み)が浮遊しています。
粘性の寒天(○囲み)微生物が有機物と酸素を取り入れて、代謝する時に生成する物質(高分子多糖類アラビノース・マンノース等)です。
此の寒天が多く成る様で有ると、沈降性の低下招きます。従って、粘性物質(寒天)をコントロールする事が、維持管理の重要な所です。
寒天質を溶解する為に、ベスト−Nの投与が唯一の薬品です。
排水処理能力の向上、効率の良い設備改善→投資効果の高い改善、経費削減→電気代、汚泥産廃費など。
散気装置の酸素移動効率の向上を図り、電気代の削減を図ります。
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