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活性汚泥の無料診断

このページはHomeの中の無料診断の中の今週の活性汚泥の中のバックナンバーの中の2015年5月 第三週掲載のページです。

今週の活性汚泥

フロック比率: 良5:悪5 下段
×100倍
活性汚泥フロックが、小粒に成ってバラケテ来ています。糸状細菌は増殖傾向から稍劣化しています。勢力が衰えています。
粘性を取って糸状細菌が劣化する事を対応策として行なう事も検討課題の一つです。

汚泥濃度 10300ppm
濾過指数  320ポイント

活性汚泥 写真No.1


暗視野画像
水層部異物が多く観察出来ます。
粘性分散菌とミコバクが浮遊しています。

活性汚泥 写真No.2


×100倍
活性汚泥フロックは、圧密性が無く、バラケテいます。
糸状細菌の上にフロックが乗っています。
沈降性を改善する対策は、粘性(高分子多糖類)を除去する事と糸状細菌を駆逐する事の二通りです。
糸状細菌が増殖する過程は、酸欠・過負荷の条件で、最初は粘性に成り、長時間(ケースバイケース)掛けて、糸状細菌が増殖して来ます。従って、粘性を取るだけでも沈降性は改善出来ますが、糸状細菌を駆逐するより、時間が掛かります。

活性汚泥 写真No.2


フロック比率: 良5:悪5 下段
×200倍
粘性の寒天(丸囲み)
寒天を除去する為、ベスト−Nを投与すれば、確実に消えます。

活性汚泥 写真No.2


×200倍
矢印 ズーグレア(高分子多糖類 アラビノース・マンノース等)です。此れを除去出来るのは、ベスト−Nのみです。

活性汚泥 写真No.2


×400倍
矢印 桿菌が付着しています。糸状細菌が勢力が無くなって来た証拠です。
水層部の丸囲み内に小さな粒が観察出来ますが、粘性分散菌です。

此等の除去対策は、ベストーNの投与が効果的です。粘性物質を溶解する事が最大の解決策です。
粘性を取れば、糸状細菌駆逐対策の「ラパントJA2」投与が依り効果的になります。

活性汚泥 写真No.3

 

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