このページはHome無料診断今週の活性汚泥バックナンバー2014年5月 第一週掲載のページです。
今週の活性汚泥
写真 No.1
フロック比率 良6:悪4 下段
酸欠相です。粘性の寒天が多く確認
写真 No.2(暗視野)
水層部 粘性時特有のミコバクと寒天が浮遊して、処理水透視度悪い
所見 (MLSS 6500ppm) 濾過指数 723ポイント
活性汚泥フロックは、粘性フロックが多く、圧密性が悪く、生物凝集性に影響して、沈降性が悪く成っています。酸欠と過負荷に依り活性汚泥フロックの代謝を阻害しています。曝気槽内部に流動担体を利用している施設ですが、基本的に曝気槽内に固定床や流動担体を入れて、メリットは得られません。安定的に運転する事が出来ません。担体に吸着されて行く時は、問題は有りませんが、確実には活性汚泥(腐敗)と未処理有機物が剥離して来る時は、曝気槽内は通常の負荷と剥離した負荷が同時に掛かります。此れを、察知して酸素供給量を負荷に見合う酸素量が供給出来る施設であれば問題は無いのですが、殆どの施設で此の様な、対応策が出来る施設には成っておりません。超過負荷に成った時、工場運転管理者が知識を持って管理出来ない状態です。粘性フロックに対する解決策も持っていないことが現状です。廃水処理設備は、原水負荷を精査し、負荷に見合う酸素量と負荷に見合う汚泥量(曝気槽容積)と処理量に見合う沈殿槽水面積・容積のバランスが取れていれば問題は有りません。シンプル・イズ・ベストです。
排水処理能力の向上、効率の良い設備改善→投資効果の高い改善、経費削減→電気代、汚泥産廃費など。
散気装置の酸素移動効率の向上を図り、電気代の削減を図ります。
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