このページはHome無料診断今週の活性汚泥バックナンバー2014年2月 第三週掲載のページです。
今週の活性汚泥
写真 No.1
フロック比率 良5:悪5 中段
腐敗汚泥あり、酸欠の相
写真 No.2(暗視野)
水層部 性の寒天が多く浮遊しています。
処理水悪い。
所見 (MLSS 7100ppm) 濾過指数 676ポイント
廃水処理施設は、原水負荷と負荷処理に見合う酸素量と汚泥量のバランスが取れていなければ、安定した運転管理は出来ません。正に此の活性汚泥フロックは、典型的バランスの悪い施設の活性汚泥フロックです。腐敗汚泥が観察出来る事は、間違いなく酸素不足です。汚泥の分散が確認出来ます。汚泥濃度が不足している事も、判断出来ます。此の施設を維持管理する事は、非常に難しい運転を行っていると、推測出来ます。
暫定的対応策:原水負荷の分析・解析を行い、負荷軽減策を実行し、活性汚泥フロックの改質を図る。確実に改質は出来ます。
恒久対策:施設の改造を行う必要が有ります。容積負荷を1.0s/M3以下にして負荷に見合う酸素量を確保する、酸化効率5%の散気配管にする、1分間当たり、空気量に見合う散気具を設置する。
負荷に見合うバランスの取れた、廃水施設にすれば、安定した運転管理で安定した処理水が得られます。
排水処理能力の向上、効率の良い設備改善→投資効果の高い改善、経費削減→電気代、汚泥産廃費など。
散気装置の酸素移動効率の向上を図り、電気代の削減を図ります。
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