このページはHome無料診断今週の活性汚泥バックナンバー2014年1月 第三週掲載のページです。
今週の活性汚泥
写真 No.1
フロック比率 良6:悪4 下段
粘性の寒天、硝酸菌が観察出来ます。
写真 No.2(暗視野)
水層部 粘性分散菌が多く、処理水の透視度を悪くしています。
所見 (MLSS 5700ppm) 濾過指数 790ポイント
フロック比率6:4下段は、危険ゾーンに近く、一時的過負荷や原水中のSSの流入により、トラブルになる確率が高い状態です。更に、硝酸菌が多く観察出来る事は、沈殿槽で汚泥の浮上が有り、消化が進行している為と、間違った判断をして、酸素量を少なくして管理する事が多く、偶然にも回復する場合も有りますが、硝酸菌は未処理に依る発生原因ですので、酸素を絶ちますと、逆に粘性を助長させる事に繋がり、悪化して沈降性や処理水の濁りが出て、対応策や経費が多くなります。基を正す対応策が時間の節約と経費削減と精神的苦労も回避出来ます。
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