このページはHome無料診断今週の活性汚泥バックナンバー2013年10月 第三週掲載のページです。
今週の活性汚泥
写真 No.1
フロック比率 良6:悪4 上段
圧密性・生物凝集性が有り、活性を持っています。
写真 No.2(暗視野)
水層部 稍粘性分散菌が観察出来ます。
少し処理水透視度悪い。
所見 (MLSS 12600ppm) 濾過指数 357ポイント
白い泡が多く発生しているとの事ですが、活性汚泥フロックを観察して診る限り、粘性の泡が発生するフロックでは有りません。従いまして、CODの問題と見ています。今迄白い泡が発生していないで急激に発生したとなると、原水中に何等かの物質が有る事が判断出来ます。原料の中、或いは、洗浄剤の変更等です。
見解は後者と見ています。洗浄剤は、洗浄力を高める為、難分解性物質が多く配合されている場合が有ります。代表的物質で水酸化ナトリウムです。キレート剤も問題に成ります。調べて下さい。とりあえず対策は、洗浄剤を以前使用していた物に変化する事です。洗浄剤メーカーにより製品のCOD値を提示してくれる会社が有ります。解らない場合は、CODMn・CODCrを分析する事です。差が大きい場合は、問題に成ります。結果を診て運転管理方法を提示致します。
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