活性汚泥診断
フロック比率:良 6 :悪 4 下段
×100倍
活性汚泥フロックは、酸欠で活性汚泥フロックが痩せて、勢力が落ちて、糸状細菌の勢力が上がり、増殖しています。
汚泥濃度 4800ppm
濾過指数 563ポイント
暗視野画像
水層部は粘性吸着で綺麗に成って居ります。
×100倍
糸状細菌が下敷きに成り、フロックが乗っている状態に成っています。
×100倍
糸状細菌は増殖しています。
要因は汚泥濃度を急激に下げた事です。
×200倍
矢印 タイプ021N 絶対好気性
糸状細菌
細胞隔壁が狭い
勢力が強い事の証明
4か月で11800ppmから5900ppmと汚泥濃度が半分に成っている事は、処理能力も半減している事に繋がります。
意識して汚泥濃度を下げたのであれば、運転管理方法は間違いです。
×200倍
勢力が強い糸状細菌を衰退させるには、選択的駆逐剤を使用する事です。
対応策:「ラパントJA2」を点滴添加して糸状体を切断し勢力減退を図りながら、汚泥濃度を上げる事が優先です。