活性汚泥診断
フロック比率: 良 6 :悪 4 下段
×100倍
活性汚泥フロックは、粘性分散フロックに変化しています。要因は過負荷と酸欠です。
汚泥濃度 5700ppm
濾過指数 702ポイント
暗視野画像
水層部は少し粘性分散菌が浮遊しています。
×100倍
活性汚泥フロックは、小粒分散フロックに成っています。酸素が不足しますと、微生物は出来る限り酸素を摂取しようと分散して酸素を摂取します。此れが、粘性分散です。更に、酸素が不足しますと、粘性バルキング現象が起こります。従って、粘性バルキングに成る前に対策が必要です。此れを、怠ると大きなトラブルに繋がります。
×100倍
硝酸菌も多く観察出来ます。沈澱槽で汚泥浮上が起きています。
×200倍
収縮フロック(矢印)が多く観察出来ます。
×200倍
ズーグレア(矢印)が多く観察出来ます。微生物が酸欠か過負荷に依り、異常代謝している為、生成物です。
対策:散気効率向上(全面曝気方式)実施