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技術紹介

このページはHomeの中の技術紹介の中の活性汚泥管理のページです。

間違いだらけの活性汚泥管理

曝気槽に充填材(固定床)を設置するのは間違いです。

固定床は設置後暫くは出来た活性汚泥が付着し、全体の汚泥濃度を上げる働きがありますが、汚泥の蓄積速度が剥離速度を上回ってきますと腐敗を始めます。特に、一度高粘性を引き起こしますと、飴のような高粘性物(正体は高分子多糖類と蛋白の複合体)が固定床上の汚泥をベットリとくっつけ、酸素の透過を妨げますので非常に腐敗が強くなります。一度腐敗を始めると腐敗物が負荷になり、更に曝気槽内でデッドゾーンを形成し、曝気槽容積が小さくなり、また腐敗物が大量の酸素を奪いますので、正に踏んだり蹴ったりの様相になり、常に高粘性状況になってきます。

高粘性になる原因は過負荷、曝気不足、毒物による汚泥の活性低下等様々ですが、固定床で腐敗が始まると何度も再発します。

対策

  1. 固定床を撤去する
    固定床上の腐敗物を除去する事で、相対的に負荷を軽減させ、併せてデッドゾーンを無くし、曝気槽の効率化を図る。
    更に、これによって固定床上の腐敗分解から出るアンモニアの減少を図る。

  2. 散気具の新設
    曝気が不足であったので改造して散気効率を上げ、高粘性バルキングを防ぐ。
    併せて、高粘性バルキングを防ぐ事で汚泥の高濃度化を図り、それによってBOD/SS負荷を2.0 kg/kg MLSS/日以下として、酸化による硝化を行い、場合によっては間欠曝気等で脱窒させ、処理水の窒素濃度をより下げる。

BOD5の分析値で、現状を把握するのは間違いです。

上記のように認識をしていると、実際の汚泥状態を見誤ります。
正しくは、原水SSの負荷を換算しなくてはいけません。
実際には、原水SSが処理系内で徐々に溶け出して、BOD負荷に転換してきています。
弊社ではBOD20 を測定し、原水中のSSの変化や、難分解物質の有無とBOD20 を見極めて原水負荷を決定し対策を行います。

活性汚泥をDO値で管理する事は間違いです。

DO値はあくまでも溶存酸素値であり、活性汚泥に利用し尽くされた結果の余存酸素ではありません。
活性汚泥フロックは環境条件により粘性物質を異常代謝します。この時に酸素も消費し難くなります。そのために、DO値は上がります。これを、余った空気と勘違いして、空気を絞りトラブルの要因を作ってしまいますが、気がつきません。
管理の基本はPH・ORP・DO・汚泥の透過率など、複数の数値を総合的に判断して行う事です。管理の最終判断は顕微鏡観察が必要となるのです。

3500ppm〜4500ppmを管理濃度とするのは間違いです。

上記のような間違った認識をしている管理業者や管理担当者が8割位おられます。
ずいぶん乱暴な見識です。軽トラックに10t積んで走れという事と同様の事です。
負荷に見合う汚泥の量(濃度)と負荷に見合う酸素量、そして散気具数と汚泥濃度、それらを維持できる曝気槽容積があることが安定した管理に繋がります。

私の経験上、廃水管理をしている担当者は、何らかの勘違いや知識不足のため、誤った管理をしています。
もし、役所からの抜き打ち検査があった場合、指摘を受ける危険性が非常に高いです。業者や専門家の指導を受け、対策を行うことをお勧めします。

良い業者を見極める方法として、以下の点を対応できるか確認して下さい。
未処理対策・微小フロック流出対策・ズゥーグレア異常発生対策・発泡スカム対策・汚泥浮上対策・嫌気汚泥浮上対策・粘性バルキング対策・糸状細菌性バルキング対策・粘性バルキング・糸状細菌性バルキング併発対策

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TEL:0285-28-0771 「ホームページを見た」とお伝えください。

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顕微鏡観察によって、負荷の大小、空気量の過不足、毒物等妨害物質の有無、バルキング(粘性バルキング、糸状性バルキング)の兆候を見極めて、トラブルの早期解決を実現します。お気軽にお申し込みください。

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